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平河天神 平河天満宮 2009年11月21日(土)

平河天満宮(千代田区平河町1-7-5)
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国会図書館で調べものをしての帰り、そういえばまだ参拝したことの
なかった平河天神に立ち寄りました。拝殿の向きが参道に正対して
いません。これは故地の皇居北、平川門方向に向いているのでしょうか。
参道の石牛はスエヒロの奉納です。なで牛は他にあります。

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境内社の平河稲荷神社と
摂末社の浅間神社・大鳥神社・塩神社の三殿宮。

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天保15年の銅鳥居。当社は大震災で一宇残さず烏有と帰し、
昭和20年の戦災で本殿をのぞく施設の一切を焼失しています。
この鳥居にも語られぬ物語があったはずです。
  町々安全 商職繁盛

千代田区指定有形文化財(建造物)平河天満宮銅鳥居 指定 平成六年四月
この銅鳥居は、高さ五メートルにおよぶ鳥居です。支柱にある銘文によれば、天保十五年(1844)十二月に、麹町周辺の人々によって建設・奉納されたものと思われます。千代田区内には現在沢山の特徴的な鳥居が建てられていますが、この銅鳥居が、区内最古の鳥居です。
 同様に銘文からは、この鳥居が御鋳物師・西村和泉藤原政時の作品であることもわかります。「西村和泉」というのは、「文政武鑑」に「御鋳物師 西村和泉 並御錺師 かんたかち丁一丁メ」とあるように、元禄から明治期まで十二代にわたって神田鍛冶町に居住した鋳物師の一家系を示します。彼らは江戸とその周辺に梵鐘、灯籠、水鉢等々多くの作品を残しました。彼ら十二人の当主のうち多くは「西村和泉藤原政時」を名乗りましたが、平河天満宮銅鳥居の作者は、嘉永元年(1847)に没した八代目であると思われます。なお新宿区市谷八幡町には、「平河天満宮銅鳥居」によく似た「市谷亀ヶ岡八幡宮の銅鳥居」(新宿区指定文化財)があります。これは「西村和泉」家五代目当主・西村和泉藤原政平によって作られた作品です。ただし平河天満宮の銅鳥居には、左右の台座部分に四体づつ獅子の彫刻がのせてあるなど、良く見ると少しずつ違いが見つかってきます。平河天満宮の銅鳥居は、麹町周辺の町地に住む人々の平河天満宮への信仰の様子を物語ると同時に、江戸時代の鳥居の姿を私たちに教え、その特徴的な意匠で私たちを楽しませてくれます。
平成八年三月 千代田区教育委員会

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千代田区指定有形民俗文化財 狛犬 指定 平成七年四月
本殿向かって右側の石像の銘文によれば、この狛犬は、享和元年(1801)に麹町周辺の人々によって奉納され、嘉永五年(1852)に再建されたことがわかります。一方左側にも銘文が刻まれていますが、現在では剥離していてほとんど読むことができません。ただし「新撰東京名所図会」(第十八編)には、この銘文が収録されています。これによると、先代の狛犬がこわれてしまい、あらたに紫宸殿の障屏画をもとに狛犬がつくられ、これが嘉永三年(1850)の火災で角や足を失い、同五年にこれらを補修して再設置した、とのことです。
「新撰東京名所図会」にある紫宸殿の障屏画とは、一般に「紫宸殿賢聖障子」といわれるものであると思われます。「賢聖」とは徳のある人物のことで、中国では紀元前二世紀ころから功臣たちを書き並べるこの「賢聖」の図が描かれはじめます。この賢聖達の中央に魔除けとして通例描かれているのが、一対の「獅子」と「狛犬」です。日本でも平安時代には賢聖障子が御所の紫宸殿に描かれるようになりました。紫宸殿賢聖障子に描かれている獅子と狛犬のうち、狛犬は頭上に角をもっています。平河天満宮の狛犬を見ると、左側の石像の頭上には、径十センチ、深さ五センチほどの窪みができています。これは角が掛け落ちた跡のようです。平河天満宮の狛犬は、そのモデルを考えた場合、厳密にいえば「獅子」(右側)と「狛犬」(左側)との対になっているといえます。平河天満宮の狛犬は、そのユニークな出自で私たちの興味をひきつつ、麹町周辺に暮らす人々の平河八幡宮への信仰の証として今日もその境内に佇んでいます。
平成八年三月 千代田区教育委員会


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境内で人と話し込んでいるうちにすっかり暗くなりました。
不思議と立ち去り難い空間、気に入りました。
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  1. 2009/11/21(土) 22:38:47|
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