たまたま西宮への用事があり、とんぼがえりで時代祭りを見に京都に入りました。
葵祭りの体験から、場所取りの時間は読めていたのですが、先客がいらしたのに
は驚きました。建礼門の真正面は魅力ですが、わたしは結局葵祭りと同じ位置に
陣取ります。マスコミ各社の大脚立があとから背後に林立する場所なので、多数決
みたいなもんですが。
アートをめざしているわけではないので、記録という観点から行列を網羅すべきなの
ですが、まだ気分的に旅疲れのさなか、しばらくは先延ばしです。
いくら記録とは言っても、それなりに見栄もあるし、より良いカットでお見せしたいのも
人情ですが、じつはあんまりよろしくはなかったので。
メインの機材は Fuji FinePix S3Pro/AF Nikkor 24mm-85mm でしたが、テレ側の
合焦がうまくない。それ以前にこのレンズの画角がわたしの見栄には向いていなか
った。いやそれは葵祭りのときに気づけよと言われればその通り、網羅的に撮影す
るには最適であるということと、撮っていて楽しいかどうかは別の話なんですね。
今回はサブに使用した Fuji FinePix S1Pro/AF Nikkor 300mmF4 の写真をあげて
あります。 実質の画角が300mmだったらもっと使いやすかったのですが、とにかく
楽しい。行列は圧縮してナンボですな。つぎの機会があったら記録に呪縛されず、
長玉のみで楽しみたいものです。
このごろ痛感するのですが、東京散歩でも記録に呪縛されて、建築物を全景に納め
ようとか、なんでも真正面にとか、つまらん縛りに拘泥されすぎていました。
散歩中、アートのために費やす時間はないが、楽しむ時間ならいくらでもあるはずです。
- 2008/10/25(土) 19:34:32|
- 京都散歩
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